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バイクの日 その2 [オートバイ・アウトドア・日々の出来事]

さて、前回のブログに続いて、”今日の心”(笑)バイクの日その2ですな。昨日は、チェーンメンテと無線のアンテナを設置したってお話までだったけど…。
いい天気だったし、気温もちょうど良い!で、バイク仲間何人かは、我々のお気に入りのキャンプ場でキャンプ!とそれぞれの休日を楽しまれていたようだが…。
なぜ、私が出撃しなかったのか?
実は”ある荷物”を待っていたのであった。
密林経由で本来ならとっくに到着しているはずなのだが、発送元が出荷遅れを出したとか何とかで、一昨日着予定だった。
さすがに、予定日には到着したようだが、運悪く指定時間を外れていた為、外出しちゃって、宅急便のおにーさんには悪いことをしてしまった。
ただでさえ、荷物が多くなって大騒ぎの運輸業界なのだから、2手間・3度手間等本来、極力避けなければならんのである。それが”人”の道であろう。
って訳で、午前配達指定の便が到着したのはお昼過ぎ。
宅配便のあんちゃんは平謝りだったが、もともと約束をすっぽかしたのはこちらである。怒る筋合いではないのである。

で、待っていたのは…これ!

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MT-09のサービスマニュアル。前々から欲しいと思っていたのだが、意外に値段が高いのと、ついつい余計なモノを先に買ってしまう傾向が強いので今まで伸び伸びになっていたのである。
思えば、前車のCB1300SBの時にはサービスマニュアルにどれだけお世話になったか…。
特に、”川崎の御大”のお店に出入りするようになってから、”ボルト類の締め付けトルク”が非常に気になる体質になってしまったのである。
当然、”トルクレンチ”も導入済みである。このマニュアルさえあれば、それぞれのボルト類の”適正トルク”が丸判りなので、オーバートルクでえらいことになったり、逆にトルク不足や”ロックタイト”を使わなければならない箇所も万全である。
指定値や適正値を順守すれば、”某ショップ”でO/Hしたはずのリアサスユニットが高速走行時(ここケースではレーサーでサーキットでの話らしい。)分解した等という信じられない事態も防止出来るであろう。
仮になんかあったとしても人に迷惑を掛けない限り”自己責任”である。(もっとも、ややこしい所やホントにヤバイ所は迷うことなく"川崎の御大のお店”に持ち込むんだけど…。)

さて、自分の用事が済んだら、今度は家族サービスである。
ウチの嫁は原付の免許しか持っておらず、”重いものは持たない主義”(一応、ちゃんとした理由はあるのだが…。)の為、お買い物&ドライブである。一週間分の買い物をして、ドライブと言うのが我が家の日曜の午後の定番である。(従って、基本的には”バイクは早朝出撃で昼前に帰宅。)家族持ちライダーのツライところである。もちろんたまには一日や一泊程度ツーリングの許可が下りる事もあるのだが、許可が出る確率は”パチンコで10連荘”するのに匹敵するであろう困難さである。
嗚呼!日本男児よ!(笑)

そんな訳で、買い物(その前に"彼女の趣味”に付きあわされ…挙句、二人とも撃沈!(謎?))を済ませ、いい時間にはなったのだが、本日最後のミッションが…。
そう昨日、自分の09に無線のアンテナを設置したのはいいのだが肝心の無線機が…。

まあ、普通に考えれば”インカム”やスマホの台頭で、今更”無線”も無いような気もするが、インカムや電話に比べて有利な点もある。
一つはインカムに比べて圧倒的に出力がデカイので通話距離が比較にならない。(もちろん、アンテナの種類や無線機自体の出力で通話距離は変化する。)
もう一つは接続台数と機械のメーカーの違いに制限がないのである。これはインカムを大人数で使う方にとっては魅力的な事だはないだろうか?
更に、一人が喋れば、同じ周波数を受信している全員に一気に同じ情報が共有出来る訳である。
まあ、この点はSENAのアプリやLINEのグループトークで何とかなる気もするが、私的にはこっちが、手っ取り早いのである。(笑)

ただ、不利な点も…。アマチュア無線機を使う場合、資格が必要なのである。資格取得自体は差ほど難易度は高くない。私自身、中坊の頃、国家試験で一発合格している。これはあくまで”個人的な意見”だが、原付免許を取るのと大差ないのでは?おまけに”業界団体”(笑)の圧力か資格取得が以前より更に易しくなっていると言う噂も漏れ聞こえている。
バブル華やかな頃、”ゲレンデ”で使うと言う”あの映画”の影響で免許を取得→ブームが終わってそのまま無線機は押入れのどこかに…っていう”同世代”の方も沢山いらしゃるのでは?今こそ、”復活”のチャンスかもしれない。普通の人は特に必要を感じないだろうが、大規模災害で電話やなネットがNGになった時にも便利かも?

閑話休題

で、まあこれが、今まで”バイクツーリング”にも活躍してくれた無線機である。

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まだ、稼動はしているんだけど、とっくの昔に生産中止になった2001年製のケンウッドのTH-F7。発売当初は画期的な機械だったのだが、さすがに17年前の機械である。そろそろどっかおかしくなっても不思議ではない。(但し、ケンウッドのサービスは物凄い根性がある?ので”昭和”の機械まで未だに治してしまうこともあるので、これも一回点検すればまだまだ、行けるかも知れない。)

最近、”ある出来事”があって解決にちょっとだけお手伝いをさせてもらった友人から”何かプレゼントします!”と言われていたので、ここは”新型の無線機”を選択させて頂いた。
とは言え、すっかり無線業界のコアな部分から離れてしまって”現役”の皆さんに比べたら”浦島太郎状態”の私であるのだが…。
こういう時に、とっても役に立つ”無線ショップ”が何故か、”秋葉原”とかじゃなくて藤沢にあるのである。株式会社湘南FM 名前だけ聞くと、どっかのラジオ局のようだが、立派な無線機屋さんである。
ここ実は知る人ぞ知る"飛んでもない店”なのである。
藤沢も辺鄙な場所に有りながら、”名物奥さん”(我が家では”藤沢の御大と呼んでいる。)が切り盛りする店なのだが、気分が乗ると飛んでもなく”安くなる”のである。
今回も、ここで舌鋒鋭いセールストークと"破格”の値段提示&各種おまけ付という条件に負けて?あっさりとお勧め機種を購入。(帰宅後、ネットで”価格.com"で調べてみたが、そこの”最低価格よりかなり安かった。それにさらに各種おまけ付である。”藤沢の御大”恐るべし…。

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今までの”無線人生"の中で、私は比較的”ケンウッド製品”を選ぶケースが多かったのだが、最近はこのお店の影響もあってか八重洲無縁製品の比率が絶賛上昇中である。
さて、この新型?無線機のFT-2Dだが、なんやら”色々な機能”が付いていて全部使いこなすのには、相当な根性が必要のようである。(旧型のTH-F7も発売当初は”驚異の高機能”に驚いたのだがその比では無いようだ。もっとも未だにTH-F7のすべての機能を使い切っていない。)
まあ、考えてみれば、最近のスマホの機能を全部使えるって方も少ないだろうけど…。
ただ、インターフェースとしての”使い勝手は確実に向上している。

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2台を比較して頂くとよく判ると思うのだが、"最大の違い”はそのボタンの数。
TH-F7で何か操作をしようとすると、”こっちのボタンを押して…さらにこっちを…”等と複雑怪奇な操作を求められたのだが、(マニアにはそこが”堪らん!”と言った方のいるのであろうが…。)、FT-2Dの方は見て判る通り、大きなディスプレイがあるだけで、殆どの操作は”タッチパネル”で操作可能である。これは大きな差であろう。

更に、このFT-2Dの最大の特徴は”デジタル通信モード”を装備していることであろう。
無線にデジタルと言えば、ヲタの私としては、ずっと昔、警察無線が普通に聞けていた時代にはそれこそ、常時受信している状態だったが、”そう言うアホ”が大増殖してしまった影響や各種事件の発生で、”デジタル化”されてしまい聞く事が出来なくなった(何でも方法はあるらしいが、普通の人にはまず無理である。)悲しい?過去があり、”無線のデジタル化”にはあまり良い印象を持っていないのである。デジタルにはアナログ波には無い利点も沢山あるのは承知しているのだが…。

しかし、最近は”プロご用達のデジタル波”がアマチュアでも使える時代が来たのである。技術の進化と法改正の早さには驚くばかりである。
写真を比較してもらうと判るのだが、機械自体の大きさ(持ってみれば重量も)新型のFT-2Dの方が大きくて重い。だが、これはTH-F7に無い機能が追加されている分であり、普通に使うにはF2-2Dも十分小型である。
併せて一応、書いておくが、この”FT-2Dが”デジタル通信モード”を装備しているからと言って、”警察・消防等のデジタル無線は聞く事が出来ない。デジタル化の方式が全然違う為である。
だから、無線機デジタルモードって事で、それらの無線が聞けると思い込んでしまうと大火傷である。

あとは、この無線機を先日から、大騒ぎしている”白バイさんマイク”を装備したインカムにBluetooth で接続すれば、OKである。
インカムとBluetooth の接続は、上の写真の中央に写っている”SR10”と言うデバイスを使えば簡単である。考えてみれば、これって現在の”白バイさん”の装備とほぼ同じだな。
昔は、アマチュア局も白バイさんもバイクに無線を付けるとなると、各種ケーブルを引っ張り回し、降車の際はケーブルを外すか、ヘルメットを脱ぐしか方法が無かったのであるが…。
しかし、ここで問題が発生!ケンウッドの無線機とSR10を接続するケーブルと今回の八重洲無線のFT-2Dを接続するケーブルが違っているのは知っていたので、すぐにFT-2DをSR10に繋げる事は出来ない。
それは判っていたので、とりあえず、旧型のTH-F7で実験してみた。
ところが…。
インカム対電話やインカム同士の通話では、高音質&高い速度域でも”風切り音”がしないなど、さすがの”プロ仕様”の白バイさんマイク(DMA型の方)だが、SR10を介して無線機に音声を乗せると異常に声が小さくなるのだ。
これは、SR10がSENA純正のマイク感度に合わせて”マイクゲイン”(要はマイクの感度)を設定している可能性が…。
一応、SR10本体でもマイクゲインを3段階に切り替えられるのだが、最高感度にしても、実走行ではちょっと不安なレベルである。せっかく”高性能”のマイクを入手してあれこれ加工してヘルメットに装着。しかも無線以外は絶好調と言う状態から、一気に危機的状況である。
今はまだ”FT-2D用の接続ケーブル”が届いていない(既に手配はしている。)状況なので、こればっかりはやってみないと判らない。ケーブルの到着を待つばかりである。

さて、”バイクの日その2”とか言っていたが、後半は”無線ヲタ”の戯言と妄想で終わった気がするのだが…。

そんな訳で次回、”FT-2Dvs白バイマイク”に話は続く…ってか続く予定である。
長文の妄想記事にお付き合い頂いた方、有難うございました。次回も(いつになるか判らないけど…)よろしくお願いします。

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